加茂町文化祭

芸術
         

 「加茂町文化祭」が12、13日、加茂町塔中の町公民館などで開かれ、町民ら約100人が、絵画や書、研究、舞踊、詩吟、声楽などそれぞれの分野で、活動の成果を披露し、来館者を楽しませた。
 3年ぶりの開催となる今回のテーマは「ひろげよう・出会い・ふれあい・文化の輪」。このうち、公民館では同館講座の生徒や加茂文化協会に所属する15団体の450点が並んだ。
 「絵手紙教室」は、米袋を裂いて水のりで貼り付ける「一貫張り」の技法を用いたかごや器のほか、趣向を凝らした数々の作品を発表。「水墨画椛会」、絵画の「淡雪会」は、「全国水墨研究会合同展」や「県美術展覧会」、「新日春展」で入賞・入選を果たした秀作をはじめ、講師や師事する生徒たちの意欲作を展示していた。「パッチワーク教室」や「輪輪かけはし陶芸クラブ」の力作もあり、訪れた人は一点一点じっくりと眺めていた。
 13日は「芸能の部」が同所の加茂文化センターで行われ、歌や踊り、演奏といった演目が会場を盛り上げた。岡田理恵子加茂文化協会長は「訪れた人たちの楽しんでいる様子を見ることができてうれしい。発表できる場があるのは創作や練習の励みになる。コロナ禍が収束して次回も開催できることを願っている」と話した。

会場に並んだ市民らの力作=加茂町公民館で


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