岡山県奈義町豊沢で整備が進められているこども園の名称が「なぎっ子こども園」に決まり、町は公募で寄せられた203件の中から同じ名前を発案した8〜74歳の9人に感謝状を贈った。
「なぎっ子」という言葉は、地域住民が親しみを込めて子どもたちを呼ぶ時に使う愛称で、町民とって聞き馴染みがあることに加え、字体のバランスも良く、選考の決め手となった。
贈呈式が同町豊沢の文化センターで開かれ、奥正親町長は「子育て応援の取り組みが各地から注目を集めている中、こども園はその中心的な役割を担う。応募してくれた多くの人、すばらしい名前を考えてくれた人に感謝の意を表す」とあいさつ。9人のうち出席した8人に賞状を手渡した。
黒藪蒼空君(8)=奈義小2年=は「弟が2人いて、自分が考えた名前のこども園に入ると思うとうれしい。みんな元気になかよく遊べる園になってほしい」と話した。