梅雨が明けて夏本番を迎えた中、岡山県津山市西寺町の愛染寺ではガラスの風鈴約400個が本堂の軒下や手水場の天井に飾られ、訪れた人たちが涼しげな音色と眺めを楽しみながら、暑さをしのいでいる。
少しでも涼を感じてもらおうと2020年にはじめた取り組みで、今では夏の風物詩に。透明な風鈴にはハートの形をした色とりどり短冊がつるされており、風に揺れて「チリンッ」と心地よい音を響かせる。祖母と一緒に参拝に来た市内の中学生の男の子はその光景を「とてもきれい」と話していた。9月中旬まで設置する予定。
短冊にはささ飾りのように家族の健康や幸せ、世界の平和、目標達成といった願い事が書かれており、こちらは風鈴を下げる時期に護摩焚き(ごまだき)をして祈とうするという。
豊福晃正住職(64)は「短冊に願い事を書くなどして、涼をとりながらゆったりと過ごしてもらえたら」と話している。
