津山東高校食物調理科の生徒が4日、上河原のスーパー・マルイノースランド店で、手作りわっぱ弁当を100個販売し、30分ほどで売り切れた。
内容は三色おにぎりや鶏肉の煮物、サワラの木の芽焼き、だし巻き玉子、じゃがいも田楽など12品目。調理を含めて3年生ら12人で準備し、3人が店頭に立った。
昨年4月に倉敷商業高(倉敷市)と同市の美観地区で販売する予定だったが、コロナ禍で中止となり、レシピコンテストを津山東高と開催しているマルイと連携して販売することになった。
生徒たちはコック帽を被り、来店客に「いらっしゃいませ」と元気良く声をかけて弁当を渡していた。代表の3年生・髙山くるみさん(17)は「2年生の授業で学んだ料理ばかりで、特に鶏肉の料理がお気に入り。早くに完売して驚いた」と話した。
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客に手作り弁当を手渡す生徒
津山東高校食物調理科手作り弁当販売