津山市文化連盟が地域文化や芸術発展に貢献している個人、団体に贈る本年度「くすのき賞」に、津山民芸協会(小林博道会長)が選ばれた。
同協会は、1953年に津山地域の民芸品づくりと販売を目的に津山観光民芸協会として発足し、80年に現在の名称に改めた。津山工芸愛好会の発足への協力や、観光協会と連携しながら地元の歴史文化を国内外に発信する職人・作家の会として活動。
現在では、陶芸、木工工芸、和紙、ガラスなどの会員12人が所属し、情報交換や作品批評、視察研修など実施。毎年展示販売会やワークショップなども開催している。
小林会長は「趣味で続けている人から生業にしている人まで一丸となって協力してきた。これからも地域のみなさんとものづくりの楽しさを共有していきたい」と話した。
3月に贈呈式を行う予定。
津山民芸協会 2022年度「くすのき賞」