世界のクラシックカーが岡山県内を巡るチャリティーイベント「第23回ベッキオバンビーノ」(同実行委主催)が6、7の両日開催され、流麗なクラシックカーやスーパーカー約80台が春の作州路を駆け抜けた。
初日は岡山縣護國神社(岡山市)をスタートし、津山市の城東地区や中心市街地、真庭市の蒜山高原、新庄村などを経て倉敷市のブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドへ向かった。
城東地区の出雲街道沿いに設けられたチェックポイントにはベントレー(英)を先頭に、MG-PA(同)、ポルシェ(独)、フェラーリ(伊)、フォード(米)などのビンテージカーが次々とチェックイン。詰めかけたファンや住民らが手を振って歓迎し、憧れの車を写真に収めるなどしていた。
妻を連れて毎年訪れているという大阪市の会社員・大橋和美さん(55)は「城東地区の古い町並みとクラシックカーがよく合っていて、撮影も楽しめた」と話していた。
2日目のきょうは倉敷市や笠岡市など県南を走っている。
同イベントは県内の愛好家でつくる実行委が春と秋に開催。各チェックポイントでは被災地の復興支援や交通遺児就学支援の募金活動が行われた。