岡山県警津山署は3日、鏡野町内の路上に設置された消防団のホース格納箱から消防ホースの筒先を盗んだとして、同町竹田、土木作業員の男(68)を窃盗の疑いで逮捕した。
調べによると、容疑者の男は5月31日午後3時から9月17日までの間、同町の消防団長(51)が管理する町内2カ所の消防ホース格納箱から、筒先計2本(時価合計1万6000円相当)を盗んだ疑い。「売却してお金に換えるため」と容疑を認めている。
津山署によると、9月17日、ホースの筒先がなくなっていることに町消防団員が気付き、通報して発覚。同署が買い取り業者を回って調べるなどし、容疑者の男を特定した。同署は、容疑者の男がこれまでに約50本を売却したとみている。 2日には新たに8本を県内の店舗で押収し、3日までに計10本を津山市内外の店舗から押収している。
金属価格の高騰を背景に、筒先が高値で売れることもあり、同町では昨年9月以降、津山市では今年に入ってから、消防団や消防組合の格納箱などからホースの筒先が盗まれる事件が相次いでいる。3日までに津山市上田邑、下田邑、鏡野町内を中心に、津山署管内で計30件発生している。
同署は容疑者の男の単独犯とみて、一連の事件との関連や余罪などを調べている。