岡山県は11日、大豆や野菜の主要害虫「ハスモンヨトウ」の大量発生が予想されるとして、県内全域に病害虫発生予察注意報を発令した。
猛暑日や乾燥状態が続いたことが影響したとみており、農家に対して農薬散布といった防除策の徹底を呼びかける。ハスモンヨトウの注意報発令は8年ぶり。
県病害虫防除所によると「まだ虫(ハスモンヨトウ)の発生に適した33~35℃程度の気温が続く見込みで、今後大量発生することが予想される。こまめに葉の状態などを確認し、色が白く変化していたら、すぐに摘み取るようにし、幼虫の分散を防ぐように」と注意喚起している。