第54回「津山市こどもまつり」(同実行委主催)が始まり、24日は子どもたちの自由な遊び場「プレーパーク」について学ぶ講演会が大田のリージョンセンターで開かれた。
美作大学の薮田弘美准教授が講師を務め、親子約60人が参加した。薮田准教授は「自然体験を通して五感で触れ合う遊びが判断力や忍耐力、コミュニケーション能力などの『非認知能力』を養う」と説明。その上で「子ども自身が目標を持ち、試行錯誤を繰り返しながら挑戦できるよう、遊びに没頭できる環境づくりが必要」と強調した。
また、屋外には「ミニプレーパーク」が設けられ、子どもたちは遊具を転がしたり、花を摘んだりして自分で遊びを考える体験をした。
竹内直美さん(35)=奈義町=は「娘たちは木の周りでかくれんぼをしながら仲良く遊んでいた。こういった体験で思いやりなどを学ぶのだと感じた」と話した。
31日には山北の中央公園で「プレーパーク」を開催。公園内にあるもので自由に遊ぶほか、砂場の再生も行う。午前10時〜午後3時。事前予約不要。雨天時は1日に延期。
第54回津山市こどもまつり開催中
- 2020年10月29日
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