「進めたのはスポーツのおかげ」 障がい者が”思い”発表  歌やダンスに温かい手拍子も/岡山・美咲町

教育・保育・学校 津山朝日新聞社
         

 岡山県美咲町打穴里の旧打穴小学校体育館で18日、第5回「障がい者本人の主張大会〜私の想いを届けたい〜」(同町障害者ネットワーク主催)が開かれ、来場者約120人を前に夢や目標などを発表した。


 多様性を尊重し合える社会を目指そうと開催。ハンドベル演奏、歌とダンスに続いて6人が順番に思いを述べた。

 

 高校在学中に障がい者になったという男性は、全国大会に出場して砲丸投げで当時の新記録を打ち出したことを振り返り、「自分が一歩ずつ進めたのもスポーツのおかげ」と話した。「自分の気持ちや感じ取ったことを詩にした」という女性は、表現豊かな作品を読み上げ、訪れた人たちは情景を思い浮かべながら静かに聞き入っていた。


 エンディングでは福祉施設の利用者たちがダンスと歌を披露し、手拍子が送られるなど温かい雰囲気に包まれていた。


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