6月産業委員会/岡山・津山市

行政・公共
         

 津山市議会は15日、各常任委員会を開いた。産業委員会では、新型コロナウイルス対策として補正予算案に盛り込まれた、飲食店などで使用できるクーポン券発行事業「中心市街地賑(にぎ)わい回遊事業」について、委員から「なぜ中心市街地に限定するのか」と、不公平感の解消を求める声が上がった。
 同事業は、厳しい状況にある飲食店などの事業支援を行うことを目的に800万円の予算を計上。中心市街地で2000円以上の買い物をした人に取扱店舗で使用できる1000円分のクーポン券を発行し、消費喚起やにぎわい創出を図る。
 委員が「中心市街地以外の周辺部で使用できないのは不公平」と指摘。市側は、中心市街地には市全体の約半数の飲食店があることなどを説明した上で「中心市街地のにぎわい創出と救済を主眼に提案したもの。今後は国の交付金も活用しながら周辺部への対策について第3次補正予算で検討したい」とした。


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