中国地方郵便局長協会　老人ホームに福祉車両1台を寄贈「人材が増えるのと同じ。」／岡山・鏡野町

　中国地方郵便局長協会は22日、岡山県鏡野町の特別養護老人ホーム・いずみ山荘に、福祉車両1台を贈った。

　同会は2010年から地域貢献事業の一環として中国5県の施設の中から選定して寄贈を行っている。今回贈呈した車両は、軽四自動車（4人乗り）で、後部座席のシートをたたむと車いす1台をそのまま乗せることが出来る。このほか、スロープや電動ウインチなど車いすの乗り降りをサポートする便利な機能がついている。

　贈呈式が同施設で行われ、同協会美作地区会・近本等会長（64）＝坪井郵便局長＝は「事業を通じて地域のみなさんの生活を支える役割を果たしていきたい」と約1メートルの金色のレプリカキーを万袋靖介荘長（75）に手渡した。万袋荘長は「車1台増えることは人材が増えるのと同じ。本当にありがたい」と礼を述べた。