文化財防火デー、津山圏域消防組合が立ち入り査察

歴史・文化 文化財防火デー、津山圏域消防組合が立ち入り査察
         

 文化財防火デー(26日)に合わせ、津山圏域消防組合は、指定文化財がある建物の立ち入り査察を始めた。2月上旬までに管内約20カ所を回る。
 25日は、小田中の白加美神社や西寺町の成道寺などで行った。
 市内唯一の「神明造」の社殿、隋身門などが市重要文化財の同神社には、中央消防署や市文化課の職員ら10人が訪問。煙探知器などの設置状況や消火器の更新年月日を確認した。同組合予防課違反是正係の芦田裕志係長は「関係者の皆さんの防火意識の高揚につながれば」と話した。
 文化財防火デーは、1949年1月26日に、世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県)金堂にある壁画が火事で焼損したのを契機に、55年に定められた。

市重文の白加美神社隋身門を点検する津山圏域消防組合の職員


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