津山線「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」新観光列車

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JR西日本岡山支社は、7月1日から9月30日まで岡山―津山間を走る津山線初の観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」の運行計画などを発表した。大型観光企画「岡山ディスティネーションキャンペーン」に併せ、津山市を玄関口に県北への誘客を図る。
 鶴山公園、新庄村をはじめ、県北各地にある桜の名所や美作三湯といった名湯などがコンセプト。淡いピンク色の車体には、風に舞う花びらをイメージした模様をあしらい、客室は豊かな自然を想起させる緑や茶色を基調とした落ち着いたデザインを取り入れている。県北地域の食材をふんだんに使った特製弁当やスイーツの提供や販売、アテンダントによる沿線の案内など、心のこもった■おもてなし■で旅人の心と体を癒す。定員は1両44人。
 金曜日から日曜日は臨時列車として単独運行し、月曜日は定期便に連結させて1日2往復する。金〜日曜のダイヤは、岡山発が午前10時50分、午後2時33分、津山発は午後0時52分、午後4時21分。月曜は、岡山発が午前9時47分、午後1時5分、津山発は午前11時40分、午後3時53分。初日は出発式を予定している。
 車内サービスと切符をセットに片道約6000円で、スマートフォンアプリや各旅行会社などを通じて販売する予定。詳細は5月中旬に発表する。
 岡山支社広報担当者は「歴史や文化、自然など県北には魅力がたくさんある。県内外の多くの人たちにも旅を楽しんでもらいたい」と話している。

津山線で新たに運行する観光列車・SAKU美SAKU楽の車体イメージ


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