特殊詐欺を未然に防いだとして、岡山県警津山署と同署管内防犯連合会は14日、ファミリーマート天神橋店(上山晃平店長)と店員の村亀洋子さん(54)に感謝状を贈り、功績をたたえた。
同店によると、市内に住む70代女性が高額の電子マネーを購入しようとしたことから村亀さんが理由を尋ねたところ、「メールがたくさん届いて電話が鳴る。誰にも言うなと言われている」などと話したことから女性が詐欺に遭っていると判断し、警察に行くよう説得。
林田の同署で行われた贈呈式で、大西健治署長が「その功労は多大であり他の模範になる。未然防止への貢献に深く感謝します」と述べ、感謝状を手渡した。村亀さんらは「初めてのことでとまどいもあったが声をかけて良かった。年配者の高額支払いにはこれからも特に注意するよう共有し業務に励む」と決意を新たにしていた。
同署によると、今年(1〜4月)になって発生した管内の特殊詐欺被害の認知件数は7件で昨年同期に比べ6件増、被害額は約2億2500万円(昨年同期約2億2300万円増)と増加。主にはSNS型投資・ロマンス詐欺、ニセ警察詐欺被害が大半を占めている。生活安全課は「知らない人、企業、団体からのお金に関する連絡はすぐに信用せず疑うようにし、周りの誰かに相談を」と注意をうながしている。
