岡山県警美咲署などは8日、久米南町地内のビニールハウスからブドウを盗んだとして、倉敷市東塚5丁目、無職の男(42)を窃盗の疑いで逮捕した。
調べによると、容疑者の男は7月17日午後5時半ごろから18日午前9時半ごろまでの間に、ブドウ農園経営の男性(75)が所有するブドウ畑のビニールハウスに侵入し、栽培されていたシャインマスカット約200房(時価計約40万円相当)を盗んだ疑い。「私がやったことに間違いない。盗んだブドウを売って生活費に充てていた」と容疑を認めているという。
同署は被害届を受け、防犯カメラの映像などを解析。8月初旬に井原市内のブドウ農家でも同様の被害が発生したことから、井原署や県警機動捜査隊と合同で捜査を進め、容疑者を特定した。
自宅からはシャインマスカットなど数種類のブドウ計約300房を押収。インターネットを通じて販売していた可能性もあるとみて、入手経路や販売状況などを調べている。
久米南町では2024年10月以降、ブドウの窃盗被害が散発しており、今年に入ってからも2件確認されている。同署などは容疑者の男による単独犯とみて、一連の被害との関連についても調べる。
県警によると、今年1月から7月までに受理した農作物の窃盗被害届は12件。昨年1年間では18件に上っている。