標高600㍍の山寺にさわやかな風が吹き抜ける――。岡山県津山市東田辺の萬福寺境内にある展望台から南を望む市街地の眺望が一新。参拝者らの目を楽しませている。
境内南側の50㍍を超えるほどの樹木が景観をさえぎる状況が続いており、檀信徒や参拝者らから改善を求める声が上がっていた。大型重機が入らないなどさまざまな課題があったが、ようやく職人が見つかるなど準備が整い、昨年10月と今年4月の2回に分けて作業を実施。樹齢150~400年のモミノキ3本、60年ほどのケヤキ3本、50年ほどの杉2本の計8本を伐採。これまでより視野が西方面に約90度広がり、東は勝央町、西は鏡野町の中心部まで大パノラマが広がった。また、木々がなくなったことで展望台に立つとさわやかな風を受け、市街地では味わえない「別天地」に。
香積正啓住職(39)は「檀信徒の皆さんの後押し、協力があり、ようやく実現できた。より多くの皆さんに素晴らしい見晴らしを楽しんでいただけるのでは」と話していた。
