スポーツを通じて人権への理解を深める「人権スポーツふれあい教室」(津山人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)が9日、岡山県津山市昭和町の南小学校体育館で開かれ、5、6年生計41人が女子サッカー・なでしこリーグ1部の岡山湯郷ベルの選手とふれ合いながら、思いやりや協力することの大切さを学んだ。
人権擁護委員をはじめ、平中響乃、片山真鞠、戸梶有野里、寺尾星奈の4選手、小林彗那チームマネジャーが来校。子どもたちに交じり、時折アドバイスしながら、サッカーボールを使ったレクリエーションやミニゲームに取り組んだ。
準備体操や鬼ごっこでウオーミングアップした後、4チームに分かれてドリブル競争を実施。2人1組で手をつなぎ、ボールを蹴りながらコースを1周するルールで、子どもたちは足並みがそろわず苦戦した。
平中選手が「どうしたら上手にできるか考えてみよう」と呼びかけると、子どもたちはチームで相談。「手を離さないようにする」「ボールを蹴る強さを合わせる」と意見を出し合い、再び挑戦した。最後はチーム対抗の試合を行い、元気いっぱいにボールを追いかけた。
最後に平中選手は「サッカーは1人ではできないスポーツ。仲間を思いやり、プレーしやすいように考えて、息を合わせることに気付いてくれて良かった」と語った。片山選手らも「優しい気持ちを持ってほしい」「友だちと話し合いながら協力し合うことも大切」などとメッセージを贈り、子どもたちは真剣に耳を傾けていた。
6年の影山香都里さん(12)と石本唯花さん(11)は「選手の皆さんは格好いいだけでなく、気遣いも丁寧で優しかった」「スポーツと同じく、学校生活もみんなで力を合わせて取り組むことの大切さを学んだ。学校行事などでも協力し合って頑張りたい」と話していた。
