西東三鬼ふるさと俳句 入選作決まる

行政・公共
         

 岡山県津山市文化協会は、西東三鬼のふるさと俳句投句函の2022年12月締め切りの入選作8句を発表した。
 同協会は1994年から鶴山公園や衆楽園など市内7カ所に投句函を設置し、年3回入賞者を選考。今回は213句の投句があった。
 入賞者と作品は次の通り。(敬称略)
 《一般の部》【特選】▽西村泉(鏡野町)「どんぐりに打ち囃されて神楽殿」▽藤田明子(鏡野町)「大輪の菊の二鉢無人駅」
 【入選】=▽岡田邦男(津山市)「朴落葉空を一枚剥がしけり」▽西村ほなみ(鏡野町)「紅葉散る庭に法衣の干されたる」▽村上永(大阪府)「爽秋や本丸跡に米寿立つ」▽いしかわつよし(滋賀県)「初雪や作州弁の声高し」▽高木幸子(岡山市)「鎹あらはの仁王冬に入る」
 《ジュニアの部》▽ねこ(倉敷市)「十一月まだまだ緑赤くなれ」


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