建国記念の日を祝う会　開催

　建国記念の日を祝う会（日本会議岡山津山支部主催）が１１日、大田のリージョンセンターで開かれた。元参議院議員の宇都隆史氏が「生まれ変わるなら、また日本がいい」と題して話し、市民約１２０人が聴講した。
　元航空自衛隊員でもある宇都氏は「台湾有事の際、日本はウクライナのように戦えるのか」と疑問を呈した。そのうえで世界価値観調査の「戦争になったら、国のために戦いますか」の項目で、日本の「はい」の比率は世界７９カ国中最低の、１３・２％だった結果を示した。
　「国が国として認められるためには領土、国民、主権の３要素が必要で、主権を発揮するために国が国を守る力が必要なのは厳然たる事実」と強調。そして「本当の終戦日はサンフランシスコ平和条約が発効したされた１９５２年４月２８日。ここに日本の主権を回復せると記されていた。しかしこのことは学校で教えられていない。安全保障の主権者教育が必要」と訴えた。