老人会の田町4区親和会 10月定例会開催

暮らし
         

 老人会の田町4区親和会は7日、田町の土岐家財団記念館で10月定例会を開き、増加傾向にある特殊詐欺被害の防止について研修した。
 県警本部と津山署の5人が講師を務め、住民12人が参加した。県警生活安全企画課の山本直希課長補佐が、県内の今年の特殊詐欺被害の現状(8月末現在)について、107件、約2億3040万円(前年同期比21件増、約1120万円増)が発生していることを説明。被害者のうち約7割が女性で、また約8割が高齢者だという。注意点として▽在宅時でも留守番電話を活用▽電話での「還付金」は詐欺▽キャッシュカードを渡さない▽「お金の話」は必ず相談する―を呼びかけた。
 続いて寸劇があり、キャッシュカードをだまし取る「預貯金詐欺」、誘い出してATMを操作させる「還付金詐欺」の巧みな手口を紹介した。70代の主婦は「手口がよく分かり、教わった四つの注意点をしっかり守りたい」と話した。
 津山署管内では9月末現在で、前年同期0件を大幅に上回る10件、約1250万円の被害が発生している。


特殊詐欺被害の対策を学ぶ参加者


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG