子どもたち自身が店を構え、販売を手がけるフリーマーケット「キッズマーケットストリート」が12日、岡山県津山市中心商店街のソシオ一番街で開かれ、商品を売り出す小学生たちとお目当ての品を買い求める家族連れらで、商店街は活気にあふれた。
子育て応援や地域活性化を目的にソシオ一番街を拠点に活動する団体・Y’sgroup(山本愛也代表)が主催。社会や経済の仕組みとお金の使い方を学ぶきっかけにもなるようにと今回初めて企画し、市内の小学1~6年生56人が参加。午前の部と午後の部に分かれて出店した。
保護者が見守る中、子どもたちは古いおもちゃや人形、絵本、洋服など家にあった不用品に値段を付けて陳列し、「いらっしゃいませ」と呼び込み。訪れた人たちに「安くしますよ!」「どうぞ見ていってください」とPRするほかに会計を自ら行うなど、“店長”として大人さながらに切り盛りしていた。
さらに、きょうだいで役割を分担し、陳列商品を整理するほか、タイムセールで値引きを行うなどそれぞれが考えて行動する姿も見られた。早速、商品を購入した一宮小2年・藤木禅君(7)は「お店を頑張っているお兄さんやお姉さんの姿がとてもかっこいい」と話していた。
自身が幼いころに遊んでいたおもちゃなどを販売していた大崎小5年・本城奏汰君(10)は「お客さんの興味を引くために工夫した。買った商品で楽しんでもらえたらうれしい。自分の中では不用な物でも他の人から見ると必要になるなど、お店を出してさまざまな事を学べてとても楽しかった」とにっこり。山本さんは「好評をいただきありがたい。できれば定期的に開催できるようにしたい」と語っていた。

