谷口市長 Rローカル線について「沿線自治体との首長レベルのトップミーティングを開催したい」

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利用が低迷する県北のJRローカル線についての議論が交わされ、厳しい現状が改めて浮き彫りになるとともに、路線存続に向けた取り組みなど市に見解を求めた。谷口市長は「沿線自治体との首長レベルのトップミーティングを開催したい」との考えを示した。
 姫新線の課題について市は「京阪神へのアクセスとなる路線であり、佐用経由での智頭急行への接続改善が必要と考える。また沿線の人口減少や少子化などの影響により、過去10年間で定期券利用が約マイナス10%、全体の利用者数が約マイナス20%となっている。今後は通学・通勤の利用だけではなく、観光利用も含めた、京阪神方面の高速バスを補完する路線として活用し、利用者を増やすことが課題」。
 因美線についても「過去10年間で定期券利用がマイナス35%、全体の利用者数が約マイナス40%となっており、姫新線よりもさらに厳しい状況にある。しかし、因美線沿線には鉄道遺産が数多く存在し、歴史ある駅舎や風景を楽しめるスローライフ列車を代表とする観光振興施策を続けていくことが重要。そのため鳥取県側の智頭町とも連携し、観光路線としてのブラッシュアップにより、多くの人に興味を持ってもらい、訪れてもらうことが課題と認識している」とした。
 「市独自の利用促進事業に取り組まないのか」と問いに、市は「これまで津山駅のバリアフリー化への支援や通勤・通学でJRを定期券利用する人に対する駐車場料金の一部助成を実施。鉄道関係のイベント開催時に利用促進グッズや啓発チラシの配布などを実施している。鉄道を安定的に利用してもらうことが重要と考えており、そのための新たな市独自の利用促進施策について検討していく」と答弁。
 「沿線自治体と連携した利用促進をリーダーとして取り組む考えは」との質問に、市長は「津山線、因美線、姫新線の沿線自治体とは首長レベルで情報共有や協議を行うためのトップミーティングを開催したいと考えており、連携に向け取り組んでいきたい」と述べた。


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