「小学生の一言で始まった」100個の風鈴が滝を彩る 地域が受け継ぐ“活性化プロジェクト”/岡山・津山市

教育・保育・学校 風鈴の飾り付け作業に励む親子連れ=岡山県津山市で
風鈴の飾り付け作業に励む親子連れ=岡山県津山市で
         

 高田地区を元気にしようと、小学生が考案した横野滝を風鈴で飾るプロジェクトが26日、岡山県津山市上横野の滝周辺で行われ、地域住民らがそうめん流しの店「もみじ亭」や周辺に風鈴を取り付けた。シーズン終了まで、涼やかな音色が訪れた人たちを迎える。

 この取り組みは、現在中学2年生となった生徒たちが小学6年生の卒業前に考えた六つの地域活性化プロジェクトの一つ。子どもたちのアイデアに地域が賛同し、現在も継続して実施している。

 この日は、上横野上町内会の住民や高田小学校の児童、保護者、美作県民局職員ら約20人が参加。地元特産品の「横野和紙」を短冊に使い、児童や高田地区の住民らが協力して制作した約100個の風鈴を用意し、「もみじ亭」や滝へと続く遊歩道沿いの建物に飾り付けた。

 赤や青など6色の風鈴はシールなどでかわいらしく装飾。短冊が風に揺れて響く涼やかな音色は、清らかなせせらぎと調和し、夏らしい風情を演出して行楽客を楽しませている。

 「風鈴を付けるのが難しかったけど、お母さんがコツを教えてくれたので付けやすくなった。たくさんの人に見たり、聞いたりしてほしい」 と同校1年の間庭三葉さん(6)。 西村好彦同町内会長(69)は「子ど もたちが少なくなる中で、一生懸命 考えて地元を活性化させたいと出したアイデア。大人たちが子どもたちの意をくんで取り組んでいきたい」と話していた。

 この他、高田公民館や旧高田幼稚園などにも飾り付けている。

かわいらしく装飾された風鈴
かわいらしく装飾された風鈴


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG