高校生を対象にした「保育所等見学バスツアー」が10日、美作県民局管内の保育園やこども園などで行われ、県内の高校2、3年生が子どもたちとふれ合いながら、保育士の仕事への理解を深めた。
保育人材の確保に向け、実際の職場を体感し、進路選択の一助にしてもらおうと美作県民局が企画し、今回で4回目。管内外の11高校から39人が参加した。生徒たちは2コースに分かれてそれぞれ2園を訪れ、0~2歳児クラスと3~5歳児クラスを見学した。
勝央・美咲コースには21人が参加。勝央町岡の勝間田保育園では、お盆期間中の申し出保育で普段より園児数は少なかったものの、元気いっぱいに過ごす子どもたちの様子を見学した。全体説明を受けた後、年中、年長の4クラスに分かれ、歌を歌ったり、子どもたち一人一人と向き合ってにらめっこをしたりするなど、実際に触れ合いながら保育の仕事について学んだ。
林野高3年の中川凜音さんは「同じように笑顔で接しても、子どもたちの年齢によって反応が違う。保育士のすごさが伝わった」と話した。
同園の卒園生という同3年の川井結愛さんは「自分がいた頃と違って園舎も新しくなってきれいだし、保育の内容も全然違った。子どもたちと触れ合う中で、改めて保育士になりたい気持ちが強くなった」と目を輝かせた。
この他、同コースは美咲町打穴下の中央かめっこ保育園を訪問。もう一方のコースは奈義町豊沢のなぎっ子こども園と津山市下高倉西の高倉ひかり保育園を訪れた。午後からは参加者全員が合流し、美作大学児童学科の学生たちとの座談会や模擬保育体験も行った。