身近なものを使って科学への興味を深めてもらおうと、おもしろ科学実験教室「光るシャーベットを作って食べよう!」が8日、岡山県津山市勝部の津山勤労者総合福祉センターで開かれた。親子連れらが実験を楽しみながら、過冷却や光の性質について理解を深めた。
市内の小学生と保護者約20人が参加。津山市都市整備公社が主催し、県技術士若手の会の有志8人が講師を務めた。
参加者はまず座学で、氷に塩をかけると何が起こるのかをテーマに、氷が水になる際に周囲の熱を奪う「融解熱」、塩が水に溶ける際に熱を吸収する「溶解熱」、塩が溶けることで水の凍る温度が0度より低くなる「凝固点降下」について学び、その後実験に取り組んだ。
実験では、7種類の中から選んだ好みのジュース150ミリリットルを小さなジッパー付き袋に入れ、氷350グラムと塩100グラムを入れた大きなジッパー付き袋に重ねて約10分間もみ続けた。時間がたつにつれて袋が冷たくなり、ジュースがシャーベット状に変化すると、ブラックライトを当てて蛍光色に光るかどうかを確かめた。
その後、完成したシャーベットを味わいながら、7種類のジュースのうち1種類にだけビタミンB2が含まれており、それがブラックライトで蛍光色に光る理由であることを学んだ。
佐良山小3年の光永汐利さんは「最初は手が冷たくて、もむのが大変だったし光らなかった。でも、ビタミンB2が入っていると光ると聞いて試したら、本当に光ったのでうれしかった」と笑顔。母の利絵さんは「子どもと一緒に勉強できる、とても良い時間になった」と話していた。
