中学校へ出張授業 「みらいの描き方」 自身の将来像について考え深める/岡山・津山市

教育・保育・学校 みらいノートに思いや考えをつづる3年生=岡山県津山市で
みらいノートに思いや考えをつづる3年生=岡山県津山市で
         

 通信制の屋久島おおぞら高校(本校・鹿児島、茂木健一郎校長)の中学校向けキャリア教育出張授業「みらいの描き方」が8日、津山中学校(岡山県津山市椿高下)で行われ、3年生79人が、自身を見つめ直しながら思い描く将来像について考えを深めた。

 高校入学後も大学進学や就職、定年までのキャリアを見据えた人生設計を立てる大切さを知ってもらいたいと今回初めて実施。おおぞら高校岡山キャンパス(岡山市)の城井一貴コーチら教員6人が来校した。

 同高で自己探求のアイテムとして活用している「みらいノート」が配られ、生徒たちは「どんな大人になれたら幸せか?」といったノートに書かれている問いに対し、さまざまな思いを巡らせながらつづっていった。その後はノートにまとめた内容を基にグループで対話。「お金持ちになりたいのはなぜ?」「金銭面での余裕が生活の余裕にもなり、心の余裕につながるから」などと会話しながら視野を広げていった。

 城井コーチは現在までのIT技術の進化や少子高齢化社会の加速化などを背景に「今後10年先の未来は予測できないほど変貌していく」と説明。その上で「誰も正しい選択がわからない中で自分の未来は自分で決めていかないといけない。そのためには自分自身をよく知ることが重要」と強調し、「楽しく生きている実感を持つことが自分らしく生きること。自身の思いに合った選択をしてほしい」と呼びかけた。

 森崎舞さん(15)は「みんなの意見を聞くうちに選択肢は一つじゃないという考え方を持つようになった。なりたい職業があったけど他の職業にも目を向けてじっくり考えてみようと思う」。井上真綾さん(14)は「将来に対して自分の考えがまとまった。いろんな視点からの意見が聞けて良かった」と話していた。

 屋久島おおぞら高校は2005年に開校。キャンパスは国内外合わせて49校あり、「なりたい大人になるための学校」という理念を基に一人一人の興味や夢に合わせたサポートプログラムを展開している。県内では岡山、倉敷キャンパスがあり、計約380人が在籍している。

自身がなりたい大人について話し合う生徒たち
自身がなりたい大人について話し合う生徒たち
城井コーチの話に耳を傾ける生徒たち
城井コーチの話に耳を傾ける生徒たち


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