美作大学(岡山県津山市北園町)で28日、本年度第1回「オープンキャンパス」が開かれ、県内外の高校生56人が大学選びの参考にと学校の様子を見学し、学生や教員たちと意見を交わした。
保護者らを含めて96人が参加。同校の概要について説明を受けた後は食物学科、児童学科、社会福祉学科とそれぞれ興味のある分野に分かれて授業内容や学校生活について話を聞き、模擬授業を体験した。
このうち児童学科は「実践さながらな子育てを体験してみよう!」と題して3歳未満児の発達過程に基づいた保育の専門知識と実践力を学ぶ2年生後期演習「乳児保育Ⅱ」を男女15人が体験。薮田弘美教授の話を聞いた高校生たちは赤ちゃんの姿をしたシミュレーターロボット人形を使って乳児を正しく抱きかかえ、哺乳瓶でミルクを飲ませることに挑戦した。
抱き方が間違っていると人形から泣き声のような音が出ることから参加者は学生に助けてもらいながら慎重に行動。上手にできると人形から笑い声が聞こえ、思わず笑みをこぼした。この後は同学科の学生たちが企画した子ども向けの工作やゲーム、運動などを楽しみながら交流を深めた。
保育士を目指し、同大学を志望しているという島根県の北陵高校2年生・杉原杏奈さん(16)は「学校の環境が良くて教員たちのサポートも手厚いのが良い。きょうは先輩たちが気さくに話しかけてくれたことで緊張がほぐれ、打ち解けることができたのがうれしかった。今後は確実に合格できるようにしっかり勉強したい」と話していた。
食物学科は料理のイラストが描かれたカードを使って栄養バランスがとれた食事を考える授業、社会福祉学科はソーシャルワーカーの仕事について理解を深める授業を実施した。
