岡山県津山市内の幼稚園、こども園、保育園(所)の「特別支援教育パワーアップ研修会」が24日、二宮のつやま西幼稚園で開かれ、特別支援コーディネーターやその役割を担う各園の教諭・保育士ら34人が知見を深めようと、研さんを積んだ。
職員が専門的な指導力を高め、発達障害など特性がある園児への支援を強化して小学校への円滑な接続を目指す県の「幼稚園等における特別支援教育パワーアップ事業」で、昨年度と本年度に同事業の拠点園として指定を受けているつやま西幼稚園(内田弘華園長)が取り組みを紹介。
昨年度に副園長を務めた市こども保育課・金澤真由美主査(指導主事)が「ブラッシュアップからよりインクルーシブへ」と題して子どもたち一人一人の特性や性格、保護者たちの実情に合わせた園内の体制について話した。
同園では教諭や支援員が独りで悩みを抱え込まないように職員全体で支える体制を強化。子どもたちの様子を書き留める用紙「保育アセスメントシート」を基に会議(サポートミーティング)を行って現状の把握と今後の方向性を決めて効果的に保育を実践していけるようにした。さらに、悩みを抱える保護者と向き合う教育相談を定期的に実施して安心につなげる他、子育てについて学ぶ場を提供するなどの相談支援に取り組み、外部講師による研修で職員の専門性と資質向上も行ったと報告した。
その後のグループでの話し合いでは、この取り組みについて「アセスメントシートを確認することで担当でなくても子どもの状況が分かりやすい」「一日一日、子どもたちの生活は日々変化しており、迅速に対応するには園内で現状を理解していないといけない。サポートミーティングは効果的だ」といった称賛の声が上がった。
