声楽に励む岡山県津山市加茂町の小峪祥孝さんによる「バスバリトンリサイタル~あふれる愛を歌う」(オペラを愛する会主催)が10日、新魚町のベルフォーレ津山で開かれ、迫力のある伸びやかな歌声が聴衆210人を魅了した。
第4回「日本国際音楽コンペティション」声楽部門2位と審査員特別賞、第12回「津山音楽コンクール」声楽部門1位と会長賞に輝き、岡山フィルハーモニック管弦楽団が出演するコンサート 「I am a SOLOIST」に出演するなど、目覚ましい活躍を見せる小峪さん。今回は活動の成果を記念し、八出出身の若きピアニスト・加藤久比旗さんらをゲストに迎え、モーツァルトやヴェルディ作曲の歌劇をはじめ、映画など数々の名曲を披露した。
舞台では歌劇「フィガロの結婚」や「ドンジョヴァンニ」、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のほかに、絵本作家・やなせたかしさん作詞の「さびしいカシの木」などを、加藤さんの演奏に合わせて歌い上げた。見事な声量で情感たっぷりの美しい響きが会場を包み、来場者たちは静かに聞き入った後、大きな拍手を送った。このほかゲストたちとの合唱もあった。
小峪さんの同級生で応援に駆け付けた久保哲哉さん(66)=北園町=は「声量のすごさに感心している。元々良い声をしていて昔から懸命に頑張っている姿を見て来た。これかも音楽を通してたくさんの人たちとのつながりを広げていってほしい」と話していた。
