第117回「高校演劇祭」(県教委、県高等学校文化連盟演劇部会など主催)が7日、岡山県勝央町勝間田の勝央文化ホールで開かれ、美作地域3校の演劇部が日ごろの研さんと稽古の成果を発表し、学びを深めた。
津山東、津山工業、真庭高校が出演。メンバーそれぞれが役割を分担して演出や舞台監督、照明スタッフなどを務め、戯曲や創作劇などを披露した。
このうち真庭高校は「境界の水面で」(Billy作)を上演。1人が舞台に立ち、もう1人が舞台裏から音声のみで出演する会話劇で、水中のような不思議な空間に迷い込んだ女性が、どこからともなく語りかけてくる男性の声と話しながら、自身の心の中のわだかまりを解いていく様子を熱演し、堂々とした演技とテンポの良い2人の掛け合い、巧みなせりふ回しで観客たちを物語の世界に引き込んだ。
真庭高校2年の八田果歩さん(16)は「会話が重要となる劇だったので登場人物の掛け合いや客席にきちんと届く声、登場人物の心情に合わせた話し方や細かい動作などを意識した。緊張もなく、上手にできて達成感を感じている」と笑顔で話していた。
全ての演目が終わった後は、講習会を実施。実際舞台で使われている器具に触れながら照明について学んだ。
