救命処置に挑戦 高度救助隊員を講師に 地域住民約70人が参加/岡山・津山市

行政・公共 救命活動の訓練に取り組む参加者=岡山県津山市で
救命活動の訓練に取り組む参加者=岡山県津山市で
         

 佐良山地区の見守り活動に励む「お互いさま福祉員」の研修会が12日、岡山県津山市平福の佐良山公民館で開かれ、住民たちが安心して住める地域を目指して共助の力を高めようと、有事の際に必要となる知識を深めた。

 年に1回、佐良山住民自治協議会安全福祉部会が主催している講習会で、今回は福祉員をはじめ地域住民約70人が参加。津山圏域消防組合の高度救助隊員4人を講師に招き、AEDの使い方を学んだ。

 参加者たちは訓練用の人形とAEDを活用し倒れている人の発見から救急隊員が駆け付けるまでの救命処置に挑戦。隊員たちの指導を受けながら、救助者の意識や呼吸の確認、胸骨圧迫、AEDのパッドの装着などを行った。特にAEDは機械から流れる音声に従うことから、「電気ショックが作動する場合は触れると危険。周囲が混乱して慌ただしい中、音声が聞こえていない人もいるかもしれない。大きな声で注意を呼びかけてほしい」といった話を聞き、実際の状況を考えて訓練に臨む重要性も理解した。

 井口の藤澤多美恵さん(75)は「人命救助を行う状況に遭遇することはめったになく、貴重な時間になった。しかし、数回勉強したとしてもいざという時にできる自信がない。体得できるように何度も練習できる機会があればありがたい」と話していた。

隊員のアドバイスを受けながら胸骨圧迫に取り組む参加者
隊員のアドバイスを受けながら胸骨圧迫に取り組む参加者


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