岡山県北の観光、文化振興に向け、県が2027年に開催する「森の芸術祭 晴れの国・岡山」実行委の第9回総会が26日、津山市山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で開かれた。基本計画で次回の名称や開催趣旨、日程のほか、一部参加芸術家、アート作品設置場所が発表された。
名称は「森の芸術祭 晴れの国・岡山」2027。期間は前回より9日間長く、来年9月18日から11月23日までの67日間。県北10市町村と新見、高梁の計12市町村を開催エリアとし、そのうち前回の津山、新見、真庭市、鏡野、奈義町に加え高梁市、勝央町の計7市町に作品を設置。さらに具体的な設置場所として津山市内では作州民芸館、城西浪漫館、津山まなびの鉄道館が明らかになった。一方、参加芸術家は前回に続き、森山未來氏や蜷川実花氏ら8人(うち新規4人)が発表された。
総会には県、JR西日本、開催エリアの首長や担当者らが出席。実行委会長の伊原木隆太知事が「初回の教訓を生かして取り組んでまいりたい」とあいさつした。続いて、議事では、本年度の事業計画や予算案を了承。
また、引き続きアートディレクターを務める前金沢21世紀美術館長の長谷川祐子氏が「前回は県北の魅力的な地域資源の掘り起こしがテーマだったが、今回は少しずつ科学と自然が前へと進む『プロトピア』という考えをもとに、小さな力が集い、大きな力へと変え、さまざまな人たちが出会う芸術祭としたい」などとコンセプトを紹介した。
次回総会は10月を予定。来年5月には作品設置場所や参加芸術家を発表したい考え。
津山市を除く展示場所、森山、蜷川両氏を除く参加芸術家は次の通り。
【展示場所】▽真庭市=GREENable HIRUZEN▽新見市=新見美術館、満奇洞、井倉洞▽高梁市=調整中▽鏡野町=みずの郷奥津湖▽奈義町=町現代美術館▽勝央町=調整中
【参加芸術家】ジュリアナ・ドス・サントス(ブラジル)、イザベル・シカット(フィリピン)、Sputniko!(日本)、ルイス・ゼルビーニ(ブラジル)、レアンドロ・エルリッヒ(アルゼンチン)、リクリット・ティラヴァニ(タイ)
