新型コロナウイルスの感染が拡大する中、岡山県津山市は24日、毎週金曜の正午に最前線で働く医療従事者らに感謝の拍手を送る取り組みを始めた。山北の市役所1階ロビーでは約1分間、職員と市民らによる拍手が鳴り響いた。
欧米を中心に展開され、日本では「フライデーオベーション」と題して各地で広がっている。ロビーに「金曜日の正午は Friday Ovation」と書いた横断幕が掲げられ、谷口圭三市長や職員、呼びかけに応じた市民らが一斉に拍手をした。各支所・出張所などの職員もそれぞれの場所で行い、エールを送った。
市では、取り組みが市内に広がるよう呼びかけていくという。市長は「健康や命を守るために、最前線で頑張っている人たちの力に少しでもなれたらと思う。感染しない、させないために市民には不要不急の外出を避け、細心の注意を払うようい願いしたい」と話した。
この日、山下の美作県民局でも取り組みをスタートさせた。美作大学・同短期大学部=津山市=では社会福祉学科の教員らが行った。
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医療従事者らに感謝の拍手を送る市長ら
