9月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査

医療・福祉
         

 岡山県がまとめた9月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査によると、全体では49万7625人で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用された前年同月比で56・3%増。6カ月連続で前年実績を上回った。コロナ禍影響前の19年同月比では13・1%減。
 3県民局(備前、備中、美作)管内ごとに月別利用者数を集計。大型観光企画の岡山デスティネーションキャンペーンのイベントも後押ししたが、台風や大雨に見舞われて伸び率はやや鈍化。
 美作県民局エリアの10施設は15万4908人で前年同月比136・1%となり、19年同月比98・2%。このうち津山城(山下)は「ナイトファンタジア夏桜」のイベント集客もあり1万1898人(前年同月は休園)と19年同月比で249%と大幅に伸びた。津山まなびの鉄道館(大谷)は5829人(前年同月は休館)と19年同月比112・8%。
 一方、後楽園(岡山市)などの備前県民局エリアの10施設は15万2236人で前年同月比187・6%、19年同月比85%。備中県民局エリアは19万481人で、前年同月比154・3%、19年同月比81%だった。
 同時に調査しているホテルや旅館の利用状況では、任意に選んだ50施設のうち回答が得られた35施設の宿泊者数は前年同月比199・1%、19年同月比90・7%。
 県観光課では「10月からは政府の全国旅行支援も実施され、冬場に流行の不安要素もあるものの、今後も回復傾向が続く見通し」としている。


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