「ジャンピー」の愛称で知られる久米地域特産のジャンボピーマンの出荷が10日、県内で唯一、同品種を取り扱う岡山県津山市中北下のJA晴れの国岡山久米選果場で始まった。収穫のピークは8月上旬とみられ、県内をはじめ、大阪府や広島、鳥取県の市場に送られる。
管内の農家18戸計約50㌃で生産しており、昨年より約1週間遅めの出荷。雨などによる日照不足や害虫・カメムシの発生などが懸念されたものの大きな影響はなく、大ぶりで品質の良いものができているという。昨年は高い気温に悩まされ、出荷量は7.4㌧、総売り上げが約431万円となったが、今年は作業が終わる11月中旬までに計約10㌧の出荷量を目指す。
出荷初日は3戸で採れた艶やかな緑色の大玉が運び込まれ、みずみずしい香りが漂う中、スタッフたちが色や形、大きさなどを見極めながら等級ごとに分けて箱に詰めていった。
ジャンボピーマン部会の土居治部会長(71)は「今年は生産者も増えて喜ばしい。知名度が上がり、生産地として久米(地域)も有名になればと期待しながらみんなで頑張っていきたい」と話していた。
ジャンボピーマンは通常のピーマンと比べて大きさが3~4倍、厚さも2~3倍ほどある大型品種。津山南部アグリセンター職員・逸見颯斗さん(25)は「今は肉厚で大ぶりなのがよく採れる。苦味が少なく甘味があるので生野菜のサラダ、ピーマンの肉詰め、ピザなどさまざまな料理に活用してほしい」とPRしている。市内では「道の駅 久米の里」などで販売する。
