映画を通じて地域振興を図る民間有志でつくる「美作の国映画プロジェクト」の大谷健太郎監督らメンバーが2日、津山市役所を訪れ、光井聡市長を表敬訪問した。昨年に続き2回目となる「美作ノ国演技塾Ⅱ」の開講を前に、「津山が映画でまちおこしに成功した、という夢を実現したい」と意気込みを語った。
同プロジェクトは、岡山県の美作地域をロケ地に製作した映画を通じて、市内の歴史的な町並みや文化、地域の魅力を全国に発信すると共に、観光客や関係人口の増加、観光振興につなげ、郷土や映画に対する市民の愛着を高める機運の醸成を図っている。
演技塾は、映像作品に携わる人材の育成を目的に実施。ヒット作品を生み出してきた大谷監督の指導や、現場の最前線で活躍するプロの俳優たちとの交流・共演を通じ、演技の技術だけでなく、自己表現力やコミュニケーション能力、観察力を磨く。
この日、山北の市役所を訪れた同プロジェクトの芦田雅嗣会長は「現在、地方の魅力を伝えようと映画製作に挑戦する動きが各地で加熱している。この流れをぜひ津山でも」とあいさつ。演技塾の紹介に加え、来年公開予定の津山市を舞台にした映画についても説明した。
光井市長は「津山のみならず、美作の国(美作地域)をPRする活動を積極的に行っていただいていることをうれしく思う。市も皆さんと連携してPR活動に取り組むことができれば」と話した。
大谷監督は「映画で人の役に立ちたいという思いの中、地元の人たちから要望もあって再度開校できた。前回の演技塾で関わった市民の方々の意識も変わり、徐々に地元に根付いた活動になっていることを実感している。これからどのように育つかが楽しみ。活動を続けて『津山が映画でまちおこしに成功した』という夢を実現したい」と語った。
同演技塾は10月31日に開校。10月17日まで第2期生を募集している。演技経験は問わず、プロ、アマチュアともに参加でき、定員は25人。申し込み方法や受講料などの詳細は、美作の国映画プロジェクトの公式ホームページに掲載している。
