林業への就職を検討している人を対象にした岡山県主催の「晴れの国おかやま林業就業ガイダンス」が8日、勝央町植月中の県農林水産総合センター森林研究所・林業技術研修棟で開かれた。県内外から訪れた男女が関係者と意見交換し、林業機械の操作体験などを通じて仕事への理解を深めた。
県からの受託事業として毎年開催されている。この日は県内の津山、倉敷市をはじめ、県外からは岐阜、奈良、兵庫各県の19~64歳の7人(うち女性3人)が参加。津山、新見、真庭各市、鏡野、美咲両町、西粟倉村の森林組合職員から、具体的な仕事内容や雇用状況、収入面の他、移住や就労に伴う地域での暮らしについて説明を受けた。
同研修棟が稼働した2021年から実施している林業機械の操作体験も行われた。参加者は安全装備を身に着け、津山市の森林組合職員や林業会社の役員らの指導を受けながら、チェーンソーで丸太を切ったり、重機を操作して丸太をつかんだりする作業に挑戦した。
祖父が所有する山林を資産として活用する方法を探そうと林業について学んでいる奈良県の会社員、白原遥菜さん(23)は「重機は2回目で、チェーンソーは初めて。扱いは簡単ではないが、慣れるまで頑張りたい」と話した。
林業への転職も考えているといい、「危険を伴う仕事なので覚悟も必要だが、山には多くの資産が眠っていると思う。一生懸命勉強して転職したい」と意気込んだ。
