ハウスブドウ出荷開始 12月初旬までに 目指すは30品種計約600㌧の集荷量/岡山・美咲町

経済・産業 出荷準備をする職員ら=岡山県美咲町で
出荷準備をする職員ら=岡山県美咲町で
         

 津山地域のハウスブドウの出荷が17日、岡山県美咲町打穴中の選果場・美咲ブドウセンターで始まった。8月中旬以降の露地物を含めて12月初旬まで30品種計約600㌧の集荷量を目指す。

 ブドウはJA晴れの国岡山・津山統括本部管内のうち、津山市、鏡野、美咲町内のぶどう部会、果樹部会計7部会計350人が総面積125㌶の畑で栽培。現在ハウス栽培のピオーネが最盛期で、初日は津山ぶどう部会、柵原ぶどう部会の生産者たちが育てたニューピオーネJA職員が粒の大きさや色などを確認して等級ごとに仕分け。県内や大阪府、東京都の市場へと送った。今年は粒がやや小さめでも、酸が抜けて色付き、形が良いのが実っているという。

 この日、同所で開催した出荷式で、柵原ブドウ部会の林田民雄部会長(75)は「生産者の苦労とJA職員や普及指導員らの支えのおかげで素晴らしいブドウが実った。生産者の生活、事業の資金として大変助かるような高い売り上げになるとありがたい」とあいさつした。

 美作広域農業普及指導センターの中川雅夫所長(57)は「県北の地域は夜温が低いことから甘いブドウができるのが特徴。津山地域は栽培面積や生産者が徐々に増えて活気づいており、今後の伸び代に期待している。売り上げを伸ばして生産者が儲かる産地として発展できるようにしていきたい」と話していた。

 8月上旬からはオーロラブラック、9月から10月にかけてシャインマスカットが旬を迎える予定で、昨年は579㌧出荷し、収益は8憶1868万円。今年は8億5000万円の売り上げを狙う。

初日に運ばれた艶のある紫黒色のニューピオーネ
初日に運ばれた艶のある紫黒色のニューピオーネ


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