岡山県美咲町北の農林水産総合センター畜産研究所内・まきばの館で、ラベンダーの花が見ごろを迎え、訪れた人たちは鮮やかな紫色に染まった一面を眺めながら夏の風物詩を楽しんでいる。この後、香り高い晩生品種が開花する予定で花は7月上旬まで楽しめる見込み。
敷地内の一画(約60㌃)に8品種約5000株を植栽しており、16日現在は濃い紫色の「早咲き3号」と「ドームブルー」が最盛期。香りは控えめでありながらもその強い色彩が緑に囲まれた周囲の景色に映え、来館者を魅了している。
辺りではチョウなどのさまざまな虫たちがせわしなく飛び交い、蜜を集める姿も見られ、自然豊かな場所ならではの光景を写真に収める人の姿も見られた。
SNSの写真を見て来たという兵庫県姫路市の会社員・横野真さん(31)は「落ち着いた雰囲気の場所で、きれいな花を愛(め)でながらゆっくりと過ごせるのも良い。気に入ったのでまた来たい」と話していた。6月30日ごろにはリチャードグレイ、インプレスパープルなどがピークとなる見込み。
同所では7月5日から12日まで、「ラベンダー花穂摘み体験」を開催する予定で、主催のまきばの館活性化実行委は7月1日まで参加申込を受け付けている。参加費はランチ代込みで1人2000円、定員は各日20組。詳しくは施設内などで配布しているチラシや県ホームページ(まきばの館)に掲載している。同畜産研究所の吉永恒平主事は「ラベンダーのさわやかな香りで癒やされ、非日常的な時間と景色を満喫してもらえたら」とPRしている。申し込みは同施設(TEL:0867-27-2332、FAX0867-27-2331)。
