宮古島での交流を報告 姉妹校となって60年を記念し 児童がお互いの町へ/岡山・津山市

教育・保育・学校 姉妹校交流について報告する南小児童。
姉妹校交流について報告する南小児童
         

 岡山県津山市の南小学校で21日、平良第一小学校=沖縄県宮古島市=との姉妹校締結60周年記念事業として8月20日から3日間実施した訪問交流の報告会が行われた。

 沖縄県返還前の1963(昭和38)年、当時の砂川恵保平良第一小校長が本土の学校経営を学ぶために南小の訪れたのをきっかけに姉妹校縁組が始まった。現在は5年に1度記念式典を開き、両校の児童が互いに来訪しているほか、毎年作品を交換して展示するなどしている。昨年度は5、6年生がリモートで親睦を深めた。

 体育館で開かれた報告会では全校児童(121人)のうち、宮古島市を訪ねた2~6年生の22人が発表。大型スクリーンに映像や写真を写しながら宮古島伝統芸能「ちょんだらー」や沖縄伝統の踊り「エイサー」で熱烈な歓迎を受けたり、2日目に一緒に海水浴や食事を楽しんだりしたことなどを語った。最後に2月8~11日に平良第一小児童が来津するのを前に、迎え入れる準備を進めることを呼びかけた。 

 発表を行った青瀬和音さん(12)は「宮古島の子どもたちはみんな優しくて、おもしろかった。一緒におしゃべりして盛り上がった。2月に南小に来る時は楽しい時間をくれた恩返しのつもりで歓迎したい」と話していた。

宮古島で行われた交流会のようす=8月21日撮影
宮古島で行われた交流会のようす=8月21日撮影
南小児童を歓迎する平良第一小学校の子どもたち=8月20日撮影
南小児童を歓迎する平良第一小学校の子どもたち=8月20日撮影


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