津山市観光協会の通常総会が26日、岡山県津山市山下の津山国際ホテルで開かれ、観光の指針として他の模範となる活動をした団体や個人を顕彰する本年度の津山観光マイスター「南十字星章」にJR西日本岡山支社(林秀樹支社長)を委嘱した。
同支社は津山まなびの鉄道館が開館する以前、2006年から旧津山扇形機関車庫の見学を開始し、同車庫の保存やディーゼル機関車の収蔵にも尽力した。さらに、翌年の観光列車「みまさかスローライフ列車」の運行を通じ、JR因美線とローカル鉄道の魅力発信にも取り組んでいることを評価。
会場に同協会関係者約80人が集まる中、河 本義登会長から表彰状を受け取った林支社長代理の髙橋佳和JR津山駅長は、「大変なうれしさを感じるのと同時に身が引き締まる思い。来年度の森の芸術祭に向けて皆さんと協力しながら頑張っていきたい」と話した。
その後、議事に移り、本年度の事業計画などを審議▽観光庁観光地域づくり法人(DMO)の機能を強化し、市場調査や観光プロモーション▽デジタルを活用したマーケティング▽海外に向けたPR▽ビジネスイベントや教育旅行の誘致支援▽スポーツツーリズムの推進▽団体旅行の誘致促進▽高校生と連携した観光事業を中心とする地域活性化―などに取り組むことを申し合わせた。
南十字星章は2013年に津山市が「観光立市宣言」をしたのを機に市観光協会が創設。地平線の近くに見え、古くから航路の指針、航海の安全を祈る大切な星とされてきた由来から、その名にふさわしい観光振興に寄与してきた人や企業、団体を毎年委嘱し、さらなる活動の活性と飛躍に期待している。
