岡山県警美作署は25日、県警が開発した防犯情報アプリ「ハレノポリス」の普及促進に積極的に取り組んだ奈義町に感謝状を贈呈した。
ハレノポリスは今年2月から運用を開始。スマートフォンやタブレット端末で利用でき、県内各地で発生した事件・事故、不審者、野生動物の情報を地図上で確認できる他、周囲に自身の危険を知らせる防犯ブザーや、登録した人に位置情報を送信するなど、日頃の危機管理や暮らしの安全・安心に役立つ機能を備えている。
奈義町は一般社団法人「奈義えしごとえん」と協力し、本年度から災害発生時の情報収集などを目的に町内全戸(約2300世帯)へ防災用タブレット端末を配布。美作署が同町と防犯に関する意見交換を行った際、同端末にアプリを導入することを決定した。町民が活用できるよう、7日に一斉配信を行った。
この日は松原貴光署長らが同町豊沢の町役場を訪れ、「県下に先駆けた取り組みは、他の自治体の模範であり、防犯意識の向上と安全、安心な地域づくりに大きく貢献している」と奥町長に感謝状を手渡した。奥町長は「光栄に思う。必要な情報がすぐに届くメリットがあり、町民たちの安心につながっている。しっかり活用させていただきたい」と話した。
同アプリの県内ダウンロード数は7月末時点で約3万5000件。松原署長は「有事の際の情報源として使っていただけるのがありがたく、情報を発信するわれわれもその効果を知ることができる。これを機に他の自治体でも同様の取り組みが行われるようになれば、うれしい」と語った。
