り災証明交付に尽力 能登半島地震で派遣の市職員 「話を丁寧に聞く大切さ感じ」/岡山・津山市

行政・公共 被災地での支援活動について報告する津山市の職員
被災地での支援活動について報告する津山市の職員=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市が能登半島地震で被災した富山県氷見市に派遣した職員3人の報告会が13日、同市役所で開かれた。

 派遣されたのは危機管理室・岡田健吾主任(41)、久米支所地域振興課・森崇宏主査(53)、みらいビジョン戦略室・小枝和弘主事(29)。県の対口支援の第3班(美作県民局と管内自治体、20人)として2日から8日まで、り災証明書交付窓口業務を担った。

 岡山班は1日あたり120〜140件対応。3人は「相手の話をとにかく丁寧に聞くことが非常に大切だと感じた」「被害の程度が少ないと判断されると、ほぼ行政による支援を受けることができないこともあり、相手に対する話し方、説明の仕方に苦慮した」「被災者に寄り添った対応と、その後の生活再建に関する予備知識が重要であると痛感した」などと報告した。

 谷口圭三市長は「被災者に寄り添った活動を頼もしく思う。しっかり再点検して今後の支援や対策に生かしたい」とねぎらった。

 同市は今後3月13日から19日まで、保健師1人を派遣する予定。


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