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B’zファンの聖地「ブックセンターコスモ津山店」、閉店/岡山・津山市

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 人気ロックバンドB’zファンの岡山県津山市内の聖地の一つ「ブックセンターコスモ津山店」が17日、閉店した。津山市出身のボーカリスト・稲葉浩志さんの実家が近くにあることと相まって、店舗前のB’zの特注大看板はファンの記念撮影スポットになっていた。コロナ禍のため来店できない全国のファンから「いままでありがとう」とメッセージが多数寄せられた。
 同津山店は1993年の開店。当初からB’z特別コーナーを設けていた。20年ほど前に大看板(縦2メートル、横4メートル)を店外に二枚設置し、新作が出るたびに交換していた。最後の看板はB’zの「LIVE‐GYM2019 Whole Lotta NEW LOVE」と、稲葉さんとスティーヴィー・サラスとの共作「Maximum Huavo」が飾った。
 屋内の特設コーナーは2017年の凱旋コンサートに合わせてグレードアップし、色紙や歴代作品のポスター約30枚などとともにファンを出迎えていた。
 最終日はファンが次々と訪れ、記念写真を撮るなどしていた。家族4人で来ていた岡山県真庭市勝山の会社員・篠﨑鷹敏さん(44)は「結婚前からコスモさんでB’zのCDを買っていた。ロック魂の宿った本屋さん。長い間、ありがとうございました」と話していた。
 錦織覚店長(48)は「稲葉さんの実家の近くという非常に恵まれた環境で営業させていただいた。凱旋ライブは最高の思い出。地元はもとより全国のB’zファンの方々に楽しんでいただける場を提供できたことをとてもうれしく、誇りに思います」と語った。
 店舗のB’z関連のコレクションは津山市内の民間団体に寄贈して活用してもらう予定。
写真
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屋外のB’zの新作の大看板。ファンたちはここで記念撮影を楽しんだ。

2 屋内のB’z特設コーナー。お別れにきたB’zファン一家が名残惜しそうに見ていた。


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