「野菜、足りてる?」 1日350グラム 達成は2割前後/岡山・津山市

行政・公共 野菜を使ったレシピを手渡す栄養委員ら=岡山県津山市で
野菜を使ったレシピを手渡す栄養委員ら=岡山県津山市で
         

 「野菜の日」(8月31日)を前に、美作保健所管内栄養改善協議会は27日、糖尿病予防戦略事業の一環として、普及啓発活動「野菜もうちょっと食べんちゃい街頭活動」を岡山県津山市二宮のマルイウエストランド店で行い、買い物客に野菜を摂取することの大切さを呼びかけた。

 野菜を十分に摂取することで生活習慣病の予防が期待できることから、日頃の食生活を見直し、摂取量の増加につなげようと2024年から続けている取り組み。美作保健所管内(津山市、鏡野町、美咲町、久米南町)の栄養委員や同保健所職員、川崎医療福祉大学の実習生ら10人が参加した。

 各市町の栄養委員が考案した地元の特産野菜を使ったレシピを配布した他、専用機器を使って買い物客の野菜摂取状況を測定した。

 機器は、皮膚に含まれるカロテノイド(緑黄色野菜や果物などに含まれる天然色素)の量を測定し、野菜の摂取状況を推定するもの。訪れた人たちは興味深そうに測定を体験していた。

 油木北から訪れた女性(70)は「しっかり食べているつもりだったが、少し足りないと判定が出て驚いた。とても良い勉強になったので、これを機に食事を見直したい」と話した。

 同保健所によると、1日の野菜摂取目標量は350グラム以上とされているが、2021年の県民健康生活調査では、目標量を達成している人の割合は管内で男性23.0%(県平均19.2%)、女性17.9%(同17.7%)にとどまっている。

 同協議会の小林節子会長(73)=鏡野町愛育・栄養委会長=は「ゆでる、蒸す、焼くなど調理法を工夫すれば、野菜の量を無理なく増やせる。ぜひ目標量を意識して毎日の食事に取り入れてほしい」と呼びかけた。

専用機器で野菜の摂取状況を測定する買い物客
専用機器で野菜の摂取状況を測定する買い物客


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