岡山県美作市教委は9日、英北給食センターから大原小学校(美作市下町)に配送された給食1品に長さ約2㌢の針金状の異物が見つかったと発表した。これにより同センター管内の大原小と大原中学校計2校では該当するメニューの喫食を中止した。児童生徒の健康被害の報告はない。
下校の関係で通常より早い時間に給食を食べていた大原小学校で、児童の1人が「カツオと野菜の甘酢炒め」の揚げたカツオを食べた時に口の中に異物があることに気付き、学校が美作市と同給食センターに報告した。
当日は児童と生徒、教職員計250食を提供。小学校は発見後、すぐに全校児童に同メニューの喫食をやめるように呼びかけ、中学校はまだ提供前だったこともあり、取り下げる措置を取った。この日の献立はこの他に、ご飯、牛乳、こんにゃくの中華あえがあり、いずれも異物はなかったという。
報告を受けて市教委は英北給食センターでざるをはじめとした金属製調理器具を確認したが、破損やほつれなどもなく、発見された異物とは形状や太さが異なることから、原因の特定には至っていない。今後は材料の仕入れから給食を提供するまでの課程において詳しく調査を進めていく。「再発防止に向けた衛生管理体制の強化に努める」としている。